ウィッグとは?かつらとの違いや種類・医療用とファッション用の選び方
ウィッグとは、頭にかぶって髪型を変えたり、薄毛や抜け毛をカバーしたりするアイテムの総称です。
「かつら」と製品構造に違いはありませんが、ファッションや医療目的のものをウィッグと呼ぶ傾向があります。
形(フル・部分)や素材(人毛・人工毛)、用途(医療用・ファッション)など豊富な種類があり、初めての方には分からないことも多いですよね。
本記事では、ウィッグとかつらの曖昧な使い分けの基準や、目的に合った最適な製品の選び方について詳しく解説します。
ウィッグとかつらの違いは「使用目的」と「イメージ」だけ
「ウィッグ」と「かつら」は呼び名が違うだけで、製品としての構造や機能に違いはありません。 どちらも「人の髪の代わりに頭に装着するもの」であり、実はまったく同じ製品を指しています。しかし、世間一般では「誰が、何のために使うか」によって言葉が選ばれています。
【比較表】ウィッグと「かつら」のイメージの違い
「どちらを選べばいいの?」と迷う方のために、一般的に定着しているイメージの違いを表にまとめました。
| 呼び方 | 主な使用目的 | 一般的なイメージ | よく使われる層 |
|---|---|---|---|
| ウィッグ | おしゃれ、医療用、コスプレ | ファッションアイテム、手軽 | 女性、若年層〜シニア層 |
| かつら | 薄毛隠し、ボリュームアップ、白髪隠し | 機能重視、コンプレックス解消 | 男性、中高年層 |
近年ではメーカー側も、おしゃれなデザインのものを「ウィッグ」として統一して呼ぶケースが増えています。「かつら」を探している場合でも、「ウィッグ」というカテゴリで検索したほうが、より多くの種類から選べる傾向にあります。
ウィッグの主な種類(形・かぶり方)
ウィッグには、カバーしたい範囲に合わせていくつかの種類があります。用途に合わせて選びましょう。
- フルウィッグ(全頭用)
頭全体をすっぽりと覆うタイプ。地毛の長さや色に関係なく、まったく違うヘアスタイルに変身できます。抗がん剤治療や脱毛症のケアにも使用されます。 - ハーフウィッグ・6分ウィッグ
後頭部から被り、前髪や生え際は自分の髪を活かすタイプ。自然なボリュームアップが可能です。 - ポイントウィッグ・ヘアピース(部分用)
前髪だけ、つむじのボリュームだけ、といった気になる部分にだけピンで留めるタイプ。手軽に着け外しができます。
ウィッグの毛の素材(人毛と人工毛)
使われている毛の素材によって、見た目の自然さやお手入れ方法が変わります。- 人毛100%
本物の人間の髪を使用しているため、見た目や手触りが最も自然です。カラーやパーマも可能ですが、シャンプー後のブローなどお手入れが必要です。 - 人工毛(ファイバー)
化学繊維で作られた毛です。形状記憶の性質があるため、洗ってもスタイルが崩れにくくお手入れが簡単です。 - 人毛MIX(ミックス)
人毛の自然さと、人工毛のお手入れのしやすさを兼ね備えた良いとこ取りの素材です。
医療用ウィッグとファッションウィッグの違い
ウィッグは、使用する目的によって大きく「医療用」と「ファッション用」の2つに分類されます。- 医療用ウィッグ
抗がん剤治療や脱毛症の方など、日常的に長時間着用することを想定したウィッグです。直接頭皮に触れても負担が少ないよう、肌への優しさや通気性に優れています。 - ファッションウィッグ
その日の気分や服装に合わせて、手軽にヘアスタイルを変えて楽しむためのウィッグです。トレンドを取り入れたスタイルが豊富に揃っています。
まとめ
以上のように、ウィッグとは髪型を変えたり悩みをカバーしたりするための素晴らしいアイテムです。
かつらとの違いはイメージによるものが大きく、現在では用途に合わせて「形」「素材」「医療用かファッション用か」を自由に選ぶことができます。
ウィッグ初心者の方は、自毛に近いカラーや、元のスタイルに似ているものから挑戦すると違和感なくお使いいただけます。
医療用として着用する場合は、ネットの素材や締め付け感など、長期間使用しても快適に過ごすことができるかどうかが重要です。










































