HOW TO WEAR WIG ウィッグの被り方・保管ガイド
分け目以外が割れている時
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割れてしまっている部分を確認します。
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隠すようにコームをゴシゴシとスライドさせながら温風をあてます。
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割れた部分がなくなるまで繰り返すことで、綺麗に整います。
つむじをふんわりさせる方法
コーム・ドライヤー
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コームを横方向に動かし、つむじ周りの毛を立たせます。いろいろな方向からするとより自然になります。
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コームだけで持ち上がらないときはブローします。
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ふんわりしたつむじになりました。
熱を使うことで整えたスタイルを継続させることができます。
つむじがぽこっと膨らんでいる時の直し方
ケアミスト・コーム・ドライヤー
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ぽこっとしている位置を確認します。
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気になる部分にケアミストをかけます。
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ドライヤーで温風を当てながらコームで整えます。
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温風を当てた部分を手で優しく押さえます。※熱くなるので火傷に注意してください。
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何度か繰り返しおさまったら完了です。
眼鏡をかける時
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顔周りの毛は眼鏡の下に。こめかみワイヤーの外側に眼鏡の柄が通るように眼鏡を掛けてください。
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ウィッグも浮かず、眼鏡スタイルが楽しめます
マスクをつける時
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もみあげ部分の髪を少し残して、表面の髪を耳にかけておきます。
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この状態でマスクをかけて、もみあげ部分の髪はマスクの下へ。
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表面の髪を下ろし、整えたら完成です。
ウィッグが少し大きいときは(総手植えの場合の縫い縮め方法)
ウィッグ・裁縫道具・クリップ・ヘアクリップ・ブラシ・コーム
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ウィッグの余っている部分を確認してつまみ、頭のサイズにフィットさせます。
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クリップを使って縫い付け位置の目印をつけます。
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左右のラインが水平になるように留めていきます。
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留め終えたら、ウィッグがフィットしているかを再度確認します。
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クリップを留めたままウィッグをはずして裏返します。
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つまんでいる部分を縫い合わせます。
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裏側からの縫い縮めができました。
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表側へ返し、余った部分を下へ倒して縫い付けます。この時、毛が邪魔するのでヘアクリップで留めておくと作業しやすいです。
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表側の縫い付けができました。
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縫い糸に毛がはさまっている部分があればウィッグ用ブラシやコームで引き出します。
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裏側には縫い糸が二列できます。ウィッグを着用して頭にフィットしていれば縫い縮め完了!
※縫い縮めるとスタイルがかわってしまうことがあるので、よく確認しながら作業を進めてください。
※ウィッグが傷むこともあるので、不安な方はアクアドール各サロンや提携美容室にお問い合わせください。
産毛カットの仕方
コーム・ヘアクリップ・水・マネキン・カミソリ(ハサミよりパツンとなりづらいのでおすすめ)
ウィッグの生え際(一番内側の髪)をうぶ毛にしていきます。
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一番内側の髪を薄くコームで取り分けます。
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目安はこのくらいの薄さです。うぶ毛が多すぎると不自然なので少なめに作り、足りなければ増やす方が、失敗しづらいです。
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カミソリを使ってカットしていきます。(ケガに注意)うぶ毛以外の毛は落ちてこないようにヘアクリップなどで固定してください。
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カットしやすいように、水で濡らします。
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カミソリを滑らせるように動かし、カットしていきます。カミソリの角度は毛に対して45度くらいです。
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刃は髪に押し付けず、スライドさせてカットします。長さは短すぎると自然に見えないので、一旦長めに残し、一度ウィッグを着用してからの微調整がおすすめです。
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このくらいの量と長さが目安です。
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ウィッグ感が出がちなセットでも、このとおり自然になります。
ビフォー
アフター
傷んだウィッグを復活させる方法
コーム・ヘアクリップ・ケアミスト/水・ヘアアイロン・マネキン
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作業がしやすいように、ブロッキングします 髪を薄く、少しだけ残し、他の髪を上に避けておきます。
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水とケアミストでしっかり濡らします。
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毛先から少しずつコームで優しくブラッシングします。
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コームがスムーズに通るようになったらヘアアイロンで伸ばしていきます。
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避けていた髪も少しずつ分け取り、同様に伸ばしていきます。
ビフォー
アフター
ウィッグ交換時期の目安
「毛先が縮れてきたり」「絡みが酷く、クシ通りが悪くなった」時は買い替えを検討する時期になります。
人工毛、人毛MIX、人毛100%などの髪質、ウィッグの髪の長さ、使用する頻度、お手入れの仕方によっても異なりますが、だいたい半年から一年半を目安にしてください。