暑い夏でもウィッグが欠かせない方に！頭皮のあせも対策を紹介
こんにちは
札幌サロンの魚住です。
ウィッグをお使いの皆様には少々厳しい季節が到来ですね
頭皮やおでこにも汗疹(あせも)ができるのはご存じですか？
あせもは汗が出る汗腺の汗管から、汗が上手く排出できないことで生じる皮膚疾患のひとつです。
汗をかきやすい高温多湿の環境で多く発生します。
なのでウィッグをつけている頭皮は、この高温多湿になります。
どうして汗を排出できなくなるの？
たくさんの汗をそのままにしていると、汗に含まれる塩分や汚れなどによって汗管がふさがれてしまうためです。
排出できなくなった汗が、皮膚の中にたまって刺激となり、水ぶくれや小さな発疹ができます。
これが汗疹(あせも)です。
また、皮膚のバリア機能が低下している肌のときは、少しの汗でもあせもができやすくなります。
汗疹の種類は？
汗疹（あせも）には2種類あります。
赤いあせも＝紅色汗疹（こうしょくかんしん）
一般的に汗疹といえば、この紅色汗疹のことをいいます。
表皮部分で汗管が詰まった場合に現れ、1～3mm程度の小さなぶつぶつができます。
赤みとかゆみが出ることが特徴です。
また、汗をかいたときには、チクチクした痛みが出ることもあります。
白く透き通ったあせも=水晶様汗疹（すいしょうようかんしん）
こちらも汗疹ですが、皮膚のもっとも外側にある角層で汗管が詰まってできたものをいいます。
赤み、痛み、かゆみはありません。
よく乳幼児に見られることが多いです。
また、抗がん剤治療中の脱毛後、頭皮に湿疹がでることがありますが、これは汗疹や湿疹ではなく
薬疹であることがほとんどです。
もし湿疹が出た時は、主治医に相談してください。
あせも予防はいたってシンプルです
①汗をかいたら清潔に
前述のように、汗をかいた状態でそのままにしてるとあせもの原因になります。
外出中に汗をかいたら、濡れたタオルや、手軽に使える汗拭き用のウェットシートなどで拭き取りましょう！
②インナーキャップ、または汗取りパッドを変える
こちらのブログでもご紹介していますが、インナーキャップを小まめに取り換えるのもおススメです。
また、汗取りパッドをインナーキャップに貼って、これを取り替えるのもひとつです！
お手洗いでウィッグを外す→ 頭皮を清潔にする→ インナーキャップ交換→ ウィッグ装着 →鏡で着け位置確認！
慣れるとそこまで手間もかからずできますので、
なるべく汗対策をして汗疹ができづらい頭皮環境を整えていきましょう！
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